ARM cortex-M4を使ってみるARM系は全くといった状態である私が、判らないなりに情報をかきあつめて現在進行形で試行錯誤して学習している状態です以下は(私的に)有用な情報だと思う事柄を記したた覚書であります もしも、これからARM系を学習する方に少しでも役立ってくれれば大変幸せです (何分勝手な思い込み、勘違い、間違った情報とかがあると思われますので、内容については自己責任で判断してください) 「ARM系プロセッサの概要」 ARM社は最終の製品であるデバイスを作っておらず、中核となるCPUの設計データーを売っている(IPライセンスを販売) このデーターを購入したデバイスメーカーは、ARMのCPU(コア部分)の周りにI/O、タイマー、シリアル通信等の自社設計回路を盛り込んで最終の製品(デバイス)にして販売している このため、各社で同じコアを採用していてもARMが提供する部分以外の使い方は、各社で全く別なものになる(ほぼ全く別な製品であるといえる) 「STマイクロのCortex-M4系デバイスから入門」 私がARM系を使い始める段階でメーカーをSTマイクロエレクトロニクス(以下、STマイクロと略す)に決定した理由は、評価ボードが安価で手に入る事、周辺回路のライブラリがホームページから無償で手に入ること、書き込みツールが無償で配布されている事が挙げられます 近況はSTマイクロのCortex-M3コアを搭載したSTM32F103xxが大変多く使われており製作記事にオマケで付いたりしています(回路規模により数種に分類されており、大量生産のおかげで価格も安価で入手も安定しています) 私的には最新のSTM32F303(F3)から始めようと考えたのですが、調べているうちに使いたい機能に制約があって、結局STM32F40x(F4)からのスタートになりました ・ARMコア/ STマイクロでの品種 Cortex-M3 core アーキテクチャ- ARM v7-M / F1(~74MHz)、F2(~120MHz) Cortex-M4 core アーキテクチャ- ARM v7E-M / F4(~180MHz)、F3(~74MHz) M4には、M3の機能に単精度FPU内蔵、DSP命令実装が追加されている 2011.1Q F2xx量産出荷開始 2011.3Q F40x/41x(~168MHz)量産出荷開始 2012.3Q F30x量産出荷開始 2013.1Q F42x/43x(~180MHz)量産出荷開始 「学習に使用するものを準備」 ・CPUコア ARM cortex-M4の資料 ARM社のHPから以下のPDFをダウンロード DDI0439C cortex_m4 r0p1 Technical Reference Manual DUI0553A cortex_m4 Generic User Guide ・使用ボード STM32F4DISCOVERY (私の場合、買ってすぐに邪魔になる部品は取り外し&使いたい機能ピン配置の都合で配線繋ぎ変えまで改造してしまっていますw) 大変安価に購入できます ・STマイクロのホームページからダウンロードしてくるもの→編集中 (追記) CubeMxへ移行して、以前のライブラリはダウンロードできません HALライブラリのみ対応となりますので、当方も移行作業しています 書き込み継続中 2016.01.22 byいしやん2001 |